たまに見るだけ長期投資

短期売買するには、パソコンの画面にかじりつくようにして値動きを追っていかなければならない。だから時間がかかる。株式なら、証券取引所が開いている時間しか取引できないから少しマシで、FXになれば24時間取引できるから、一日の多くの時間を費やしてしまい、寝る時間がなくなる。トレーディングとはそういうものだと思う。

長期投資では、それほど多くの時間を必要としない。相場が荒れているようなときでなければ、寝る前に株価指数と為替レート、自分の保有する銘柄の損益を確認するくらいで十分だ。毎日でなくても良くて、日経平均を見るだけの日もある。注文を入れることがあっても、だいたいは機械的に注文を入れているから、大した時間は取られない。

だから長期投資は楽だ、と言いたいところだが、それは慣れてきてスタイルが確立されているからであって、最初からそうではない。最初の何年かは、画面にかじりついて相場の動きを追っていくくらいのことは必要だと私は思う。

普段は寝る前にチェックするだけだが、今回のコロナが
禍のように相場が大荒れになると、取引もこまめにしなければならない。一日に何度も取引することもある。それができるようになった上で、普段はあまり時間をかけないようにしていくべきだろう。

できるだけ指値

ETFの中には出来高の小さいものもある。例えば、1391はスイスの株価指数に投資できるETFだが、とにかく板が薄い。買気配と売気配の幅が大きいから、成行で注文を入れると不利な価格で約定することがある。 とにかく指値で注文するほうが良いかと思っている。板を見てから注文しなきゃならな...