短期売買と長期投資

株、債券、為替、先物取引など、資産運用のためのものはいろいろあるが、まずどういうスタンスで運用するのかをはっきりさせなければならない。短期売買をするのと長期投資をするのとでは、取引するものは違うし、分析方法も違う。

投資するために必要な知識や技術を解説したサイトや書籍など、情報源はいろいろあるが、その情報が短期のものなのか長期のものなのか意識しながら読む必要がある。

例えば、ロスカットルールを定めることは、短期売買をするときには絶対必要なものだ。以前に日経平均の先物とオプションを取引していたときには、厳密にロスカットルールを定めていた。

しかし、長期投資に切り替えた今では、ロスカットルールを決めたことはない。含み損を抱えていても、あまり気にしない。それどころか、安くなったのだから買い増すのもよくあることだ。

短期売買で、安くなったから買おう、などと思うことはまずない。

短期売買と長期投資とでは必要なことが異なる。情報を集める前に、このことをまず知っておくべきだろう。

できるだけ指値

ETFの中には出来高の小さいものもある。例えば、1391はスイスの株価指数に投資できるETFだが、とにかく板が薄い。買気配と売気配の幅が大きいから、成行で注文を入れると不利な価格で約定することがある。 とにかく指値で注文するほうが良いかと思っている。板を見てから注文しなきゃならな...