長期投資は一度切り

どこで読んだのか忘れたのだが、なるほどそうだと思える言葉があった。
長期投資は一度しかできない
長期投資は数十年単位で行うものだから、一生に一度しかできない。何度か練習をしてうまくなってから始めよう、というわけにはいかない。
私の場合、幸いにも二十代で投資に関わることができた。その時は短期売買がメインだったが、しばらくして長期投資に切り替えた。長期投資に適した環境が整ったからだ。
短期売買は、一攫千金を狙える代わりに一文無しになりやすい。借金を背負うこともあるから気をつけなければならない。長期投資は一気に資産が増えることはないが、適切にリスク管理をしていけば資産を増やしやすい。
今回のコロナの大流行のような事故はたまにあるが、だいたい何とかなる。コロナで一時的に大赤字になったが、組み換えがうまくいったおかげで、コロナの前より資産は増えた。
ETFを使って投資し始めてから、何かあって株価が大きく下げることがあっても、その後、もとより増えている。長期投資はそういうものなのか、あるいはただ幸運だっただけなのか分からないが、今のところは成功している。
せっかくなのでその手法をぼちぼち紹介していこうかと思う。

できるだけ指値

ETFの中には出来高の小さいものもある。例えば、1391はスイスの株価指数に投資できるETFだが、とにかく板が薄い。買気配と売気配の幅が大きいから、成行で注文を入れると不利な価格で約定することがある。 とにかく指値で注文するほうが良いかと思っている。板を見てから注文しなきゃならな...